くにさき書房・国嵜書房

 陽子の心理学教室
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「陽子の心理学教室シリーズ」には、女性の大胆な描写がありますが<220617>
小説「陽子の新大陸発見」第1章 第1節 ◇ ホテルの部屋で
小説「陽子の新大陸発見」第1章 第2節 ◇ BBQ会場で自己紹介
小説「陽子の新大陸発見」第1章 第4節 ◇ 最初の夜
小説「陽子のムズムズ」 あとがき・・・から
無料贈呈に向けて、小説「陽子の新大陸発見」を大量製本中です!<220528>
 
 「陽子の心理学教室」出版・発行案内 
陽子の心理学教室
松尾陽子:作
2022年7月4日現在
冊子名 摘要 頁数 税込売価 編集・製本状況
01小説「陽子の新大陸発見」 第2版 約150頁 520円
02小説「陽子の女性道場」 第2版 約145頁 480円
03小説「陽子の研究所」 第3版 約155頁 520円
04小説「陽子の優雅な日々」 第3版 約140頁 480円
05小説「陽子の仕事友だち」 第3版 約145頁 480円
06小説「陽子の他人任せ」 第3版 約160頁 530円
07小説「陽子の人間交流」 第3版 約155頁 530円
08小説「陽子の事業検証」 校正中
09小説「陽子の好循環空間」 校正中
10小説「陽子の今が旬」 校正中
11小説「陽子のムズムズ」 校正中
12小説「陽子の新時代」 編集中
【ご案内】冊子は、B5版両面コピー印刷です。
【ご案内】製本中の表示が、の表示に変わりました。
 
 
 
 
 
「陽子の心理学教室シリーズ」には、女性の大胆な描写がありますが
   
「陽子の心理学教室シリーズ」には、女性の大胆な行為の描写がありますが、これは20代、30代女性の精神的な状況を表現したものです。
この大胆な行為が、読み進むことによって、大きな変化が出てきます。

20代、30代女性は、主婦、独身女性に限らず、とかく精神状態が不安定な時期です。
精神的に不安定な時期は、悪意がある人のターゲットになりやすくなります。

「女性の自立」が必要なのですが、安価な賃金のパートやアルバイト勤めでは、なかなか生活が好転しません。

そのように沈んでいる女性には、ときどき優しい男性からの声掛けがあります。
しかし、その声掛けは、悪魔のささやきであることも少なくありません。

実際に、トラブルや事件に巻き込まれ、身体を傷付けてしまいことも少なくないようです。
残念なことに、男女間のトラブルや乳児の遺棄、自殺者が多いのも、この時期です。

夢や希望を膨らませて社会に出ても、20代、30代女性には、多くの困難が待ち受けているのです。

「陽子の心理学教室シリーズ」は、テーマが「女性の自立」や「女性の活躍」です。
20代、30代女性には、小説をお読みいただき、逞しく生きるヒントを見つけていただければと思います。
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「陽子の心理学教室」
 
この「陽子の心理学教室」は、「女性の自立」や「女性の活躍」がテーマです。
女性の自立や女性の活躍を意識して行動すると、必然的に事業経営が気になってきます。
事業経営を考えると、労働者ではなく、経営者なのです。その事業経営を具体化するときに必要なことが、心理学、社会心理学なのです。

すでに経営の世界では行動経済学が応用されていますが、その基本は、心理学です。最小の費用で、どれだけの人間を動かすことができるかです。人間にお得や刺激を与えて、自らが選択したように行動をさせるのです。

ところが、昨今では、消費者へのお得や刺激は、一部に敬遠される傾向が出ています。それは、確実にお得が得られる保証がないからです。「当たる!」や「抽選」では、信用できないのです。それで、広告投資の割に集客ができていないのです。
理由は、簡単です。行動経済学を軽薄に利用しているからです。事業経営者が正直ではないからです。

私たちは、社会の現象や変化などを意識して、情報を収集、選択し、判断をして行動を起こします。ですが、得る情報が偏っていれば、間違った判断を下すことになります。
その最大の影響が、夫婦関係にあります。

多くの妻は、夫の経済的な支えによって生活しています。
実は、この意識が「女性の自立や女性の活躍」を阻んでいます。
夫は、妻の家事に対して、今でも価値を認めようとはしません。夫は、経済的な支配で、すべてを統治したいのです。
その影響下の妻が、自由に情報を収集、選択し、判断をして、正直に自分を語り行動することは、容易なことではありません。

しかし、実際には、妻に多くの責任があると考えています。
夫を家庭の支配者にしておくことで、義務や責任が軽減できるからです。
家事の怠慢は、パートに出ることで、逃げ場を作ることができます。夫の専売特許である「疲れた!」「忙しい!」と言う言葉を発しても、妻に非難されることが無くなります。ファミレスで、パート仲間と長時間、世間話や噂話をしていても、非難されなくなります。

残念なことですが、「女性の自立」や「女性の活躍」を阻んでいるのは、妻であり、主婦なのです。その妻や主婦が、愚痴や不満を言っていたら、誰が「女性の自立」や「女性の活躍」の応援をしてくれるでしょう!
多くの主婦は、賃金より、自由を求めて、パートを選択していると聞きます。拘束されないで、夫から逃れることを優先しているようなのです。
女性は、夫から逃れながら、男性の従属的な位置に甘んじて生きることを、いつまで続けるのでしょう?

さて、この社会には、主婦の予備軍がいます。
大学を出て、就職活動をして、一旦正社員に登用されても、現実は、多くの不平等に行き当たります。セクハラやパワハラの被害に遭うこともあります。
それで、独身の女性が正社員を放棄して巷をさ迷い、パートやアルバイトに行き着きます。でも、パートやアルバイトでは、シフトを組まれてしまいますので、思うような収入を得られません。ダブルワーク、トリプルワークでは、ストレスを溜め込みます。
それで、女性難民が始まります。

最近、炊き出しのお弁当をいただく列に並ぶ女性が増えています。
そして、女性の自殺も・・・
子供を育てるあてがないのに妊娠、出産です。
最近、へその緒が付いたまま放置された赤ちゃんのことが、何度かニュースで流れました。

やはり、「女性の自立」が必要です。
経済的な自立、精神的な自立、身体的な自立です。
自立して、女性が自らを護らなくてはなりません。そんな時代なのです。
松尾陽子:作
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小説「陽子の新大陸発見」
◆ 主要国平均年収(賃金)2020年 <テレビ朝日>
アメリカ 763万円 30年間で247万円UP
ドイツ 591万円
イギリス 519万円
フランス 501万円
韓国 462万円 30年間で222万円UP
日本 424万円 30年間で18万円UP
 
◆ 非正規社員比率 2019年10月 <朝日新聞>
41.3%(2014年から1.3%増)
 
◆ 事業所が非正規社員を採用する理由
正社員を確保できない 38.1%
仕事の繁閑に対応するため 31.7%
賃金の節約 31.1%
 陽子の心理学教室
 
【ご案内】小説「陽子の心理学教室」は、第12巻を編集中です。できれば、順にお読みください。心理変化なども確認できると思います。
投資家は、可能性や期待にお金を出します。そして、人物に投資しようとするときは、知恵と行動力を高く評価します。
お客様は、身近にあるお得にお金を出します。そして、ほんとうに価値がある商品を買い損ねます。
その違いを知ると、自分の考え方や行動を検証する必要が出てきます。
 
デジタル社会と情報が溢れる社会の中で、私たちは、何がいちばん大切であるかを見失いつつあるような気がします。「陽子の心理学教室シリーズ」で、それぞれの世代の位置付けや考え方の違いを確認しながら、心理変化、その先の快適な生き方を考えてみます。
陽子の心理学教室
 
 
小説「陽子の新大陸発見」第1章 第1節 ◇ ホテルの部屋で
 
少し前まで、真っ青な空と碧い海が広がっていました。
ほんのり暗くなって、空がオレンジ色に染まり始めています。
東シナ海に沈む夕陽は、実に綺麗です。

男女6人が、ひとつの部屋に集合しています。
私が、注意事項を言いました。
知らないうちに、私が説明役になっています。

「本日は、お疲れさまでした。
チェックインが済み、これから本格的な沖縄での癒しの時間を過ごすことになります。
その癒しの時間を安全に、しかも有効に過ごしていただくために、私から注意事項を申し上げます。
まず、期間は、5泊6日です。すべてこのホテルに宿泊し、ホテル側に問題が無ければ、5日間同じ部屋になります。そして、朝食だけは、ホテルの費用に含まれています。」

「この旅行は、山田さんの発案により実行されています。旅行の予約などは、私が行いましたが、私は、添乗員や旅行会社の人間ではありません。
ただ、予約したのは、飛行機とホテルの最低限です。移動手段も観光地での費用、朝食以外の食事は、予約していません。
ですから、必要の都度、移動手段を考え、予約して行動することになります。」

「今回は、3人の男性と3人の女性のグループです。
6人の意見を統合して旅行をすることは、意見調整が難しく、基本的に無理ですから、それぞれの男女、3組にさせていただきました。
基本的には、これが今回の旅行の単位になります。2人の行動ですと、意見が合わせやすく、妥協も容易だからです。」

「組み合わせについては、ご承知のとおりです。
部屋割りは、山田勇太郎さんと私、木下雄一さんと豊田美和さん、森田信次郎さんと木村祐子さんです。
那覇空港から一緒にタクシーで来て、部屋に荷物を置いてきたと思います。すでに会話をして、お互いを確認できていると思います。
いままでの説明で、何か気になることは、ありますか?」

「ありません!」

「『ありません!』のご返事をいただきましたので、すべての日程をこの部屋割りでお願いします。」

「女性の方には『緊急のお世話係』として参加していただきました。
『緊急のお世話係』の仕事は、基本的には、同室の男性に対する健康管理です。
比較的高齢ですので、お酒を飲むなりして、気が緩むと、一気に重篤な病気になり、または悪化することがありますので、その健康管理です。
何か異常があったら素早く対応することが、『緊急のお世話係』の仕事と思ってください。」

「また、今回、年齢差はありますが、男女が1つの部屋ですから、何が起こるかわかりません。しかも、6日間、基本的には同じ行動をし、同じ部屋で寝るわけですから、親近感が高まります。
どうしても、身近な存在になると、甘えが出て、トラブルや事故が起こりやすくなります。そのとき、ブレーキを掛けるのは、『緊急のお世話係』です。私は、皆様の行動を管理できませんので、それぞれの自己責任になります。
この点は、ご理解いただけますでしょうか?」

「『緊急のお世話係』の方に、特に念を押させていただきます。
同室者は、男性です。そして、いずれも『人生の熟達者』と思われます。そして、冗談や甘えを上手に使い分けることができる頭がいい方たちです。
ですから、男性の要望を安易に受け入れないようにしてください。
余談ですが、まだ下半身も元気だそうです。事故を起こして、嫌な思いをしないようにしてください。」

男性の一人が・・・
「おいおい!僕たちは、危険人物らしいぞ!」と・・・

「そのようなときもあるということです。
でも、『人生の熟達者』だと言って、褒めたじゃあないですか!」

「費用について、簡単に説明しておきます。
羽田空港から羽田空港に戻るまでの、全員が一緒に行動するときの費用は、すべて男性陣に負担していただくことになっています。同室の者同士が行動するときの費用は、飲食などを含めて、同室の男性が負担してください。
お土産など、個人的に支出するときは、すべて自己負担です。
費用の点は、おわかりいただきましたでしょうか?
全員が明確に頷いてくれましたので、ご了解したものと判断させていただきます。」

「私の全体に対する仕事は、全員で行動するときの集合時間などを連絡することだけです。
旅行で一番大切なことは、安全です。安全には十分留意して行動してください。そうそう、貴重品については、各自で確実に管理してください。心配な方は、フロントに預けてください。
足早で説明してしまいましたが、何かご意見はありますでしょうか。」

山田さんが・・・
「さすがに、展示場の案内係は、説明が上手だね!」と言ってくれました。

「ご意見、ご質問は、ありませんか?
ご意見、ご質問が出ないようですので、注意事項の説明は、終わります。
いまから、全員でBBQの夕食になります。
食事が終わりましたら、その後は、各自、各室の行動になります。」
小説「陽子の新大陸発見」第1章 第2節 ◇ BBQ会場で自己紹介
 
ここは沖縄本島の西海岸にあるホテルです。
BBQ会場は、1階にあります。

太陽が沈み、外は暗くなっていますが、さすがに沖縄です。
庭には、松明が灯り、BBQ会場らしくなっています。
庭に出るのはやめ、室内でのBBQになりました。

男女3組が、一旦部屋に帰って、BBQ会場に集まってくれました。
すでに、手を繋いでいる人もいます。

円卓に男女が交互に座りました。
BBQを始める前に、簡単に自己紹介をお願いしました。

私が、「男性陣からお願いします。」と言うと、・・・
山田さんから自己紹介が始まりました。

「僕は、山田勇太郎です。無職です。
私は、東京の郊外で、木造アパートに住んでいます。
松尾陽子さんにお願いして、この企画を立ててもらいました。
松尾陽子さんと出会ったのは、終の棲家を探しに住宅展示場に行ったときです。案内係に可愛い女性がいて、仲良くなりたかったので、住宅建設を決めました。今回来てくれた男性は、高校時代の同級生です。」

「次は、僕!木下雄一と言います。静岡県藤枝市で一人暮らしです。今回は、楽しみにして、静岡から出てきました。若い頃は、市会議員をやりましたが、今は無職です。」

「僕は、森田信次郎です。静岡市から来ました。会社勤めをしていました。退職後は、必要がないような大きな家にひとりで住んでいます。静岡と言っても郊外ですが・・・
今は、一切仕事をしていません。」

「では、豊田美和さんからお願いします。」

私は、豊田美和と申します。パートをしています。子供が二人の主婦です。
松尾陽子さんに誘われて参加しました。木下雄一さんと同室です。」

「私は、木村祐子です。豊田さんと同じ、パートをしています。子供はいません。夫と二人住まいです。松尾陽子さんに誘われて参加しました。森田信次郎さんと同室です。」

「最後に私、松尾陽子と言います。山田さんとは住宅展示場で知り合いました。住宅展示場に何回も来て、家を注文していただきましたので、協力をさせていただくことになりました。
以上です。この時間から、完全に自由行動です。」
 
小説「陽子の新大陸発見」第1章 第4節 ◇ 最初の夜
 
「陽子さんは、夜は、何をしたい?」と聞くのです。

何のことを聞いているのかわかりません。

「お父さんは、何をしたいですか?」と聞くと・・・

「一緒にお風呂に入りたい!」と言うのです。

すでに、勝手に服を脱ごうとしています。
私は、「最初から一緒にお風呂に入っていいのかなあ!」と思いました。
5泊ですから、スピードを上げると、事故を起こしてしまいそうです。

お父さんは、二人になると、どうしても甘えがちになります。
お父さんが一生懸命にアクセルを踏みますので、私が横からブレーキを踏むことになります。

「お父さんは、76才でしょ?私は、22才、・・・
すごい、54才も離れているのですね!
私の身体を見て、脳梗塞なんて、嫌ですよ!」

「大丈夫!大丈夫!」

お父さんの年代になると、自分のことをみんな『大丈夫!』と言うのです。
だから、かえって注意が必要です。

「今日は、風呂から出たら拭いてあげますから、我慢して!」と言うと・・・

「わかった!娘に無理を言うと嫌われるからね!」

「わかっているじゃないの?だから、今日は、ひとりでお風呂!」

「では、明日は?」と聞くので・・・

「やだなあ!何で、素直なお父さんになれないの?」

「だって!嬉しいからだよ!娘と一緒の部屋で寝るんだよ!」

「そうね!だから、ひとりでお風呂!」

お父さんは、私の目の前で服を脱ぎ始めました。私の方を向いて脱いでいます。
まるで、私に見せたいかのようです。

「わかった!わかった!お父さん!早くお風呂・・・」

私は、スーツケースの中を確認していました。明日、何を着ようかと・・・
すると、お父さんの声が聞こえてきました。

「出るから、拭いてくれ~~!」と言うのです。

「お父さん、拭いてあげるから、そこに立ってくれる?お父さん、立つものが違うでしょ?」

「ご立派なのはわかったから、・・・
お父さん、少しは、ブレーキを踏んでよ!」

「ゴメン、中古だから、ブレーキが壊れてしまって!」と返してきました。

やはり、冗談なのか、本音なのかわからないような会話です。
全身を拭いてあげて、腰にバスタオルを巻くように促すと・・・

「風呂上りは、いつも裸だ!ひとり住まいだからね!」と言うので・・・

私が・・・
「今は、ここに、私が居るでしょ!もう好きなようにして!」と言い放すと・・・

「怒った陽子ちゃんは、もっと可愛いね!」だって・・・

高齢者の対応は、簡単ではありません。
褒めると調子に乗るし・・・怒ると委縮するし・・・
これからの珍道中!楽しみですが、不安もあります。
 
小説「陽子のムズムズ」 あとがき・・・から
 
『陽子の研究所』を中心にして、『女性の自立』や『女性の活躍』をテーマに、グループ会社は、積極的に事業活動をしています。

その『女性の自立』は、経済的な自立や精神的な自立があります。でも、女性にとっては、もうひとつの自立が必要です。それは、『身体的な自立』です。

女性が男性と関わることのひとつにセックスがあります。ところが、特に女性にとっては、セックスをすることによって、いくつかのリスクがあります。
妊娠のリスク、性感染症に罹るリスク、そして、男性の性処理のために利用されてしまうリスク、女性自身がセックスをすることに関して鈍感になってしまうリスクなどです。
女性が社会で活躍するためには、自立が必要ですが、同時にリスクとも戦う必要があるのです。

23才から40才と言えば、女盛りの世代です。そして、結婚と仕事の択一を迫られる時期でもあります。自分の将来が決まってしまう大切な時期なのです。
その選択の判断を間違えないようにするためには、女性自身のレベルアップが必要になります。要するに、気になることがあれば、自分から積極的に行動して直接確認することです。そして、疑問点を見つけて考えることです。

あなたは、結婚と仕事のどちらを選択しますか?
それとも、両方を選ぶ道を自らの手で探しますか?
古宇利大橋(美らテラスから) 美らテラスから
 
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